2005年 11月 05日
写真:2001/10/27 芦ノ湖七里ガ浜にて。この日は朝から入れ食い状態。 15匹くらい連続ヒットしました。 写真でわかるかどうか、手前と奥とでダブルヒットです。 ここまで釣れまくれなくても、せめてもう少し・・・・ね。 わたくしフライフィッシング始めてもう23年たちました。 当時は小田原に住んでおりまして、芦ノ湖まで30分もかかりません。 でも、渓流の餌釣りからフライに入ったためか、あまり湖のフライフィッシングには興味がありませんでした。 ところが10年ほど前、小田原の隣の南足柄市に移り住んでから芦ノ湖にどっぷりはまってしまったのです。 十数分芦ノ湖から遠ざかったにもかかわらずそれはそれは釣行回数もハンパではなかったです。 それまでは湖のフライフィッシングというとただ単に遠投して黙々とリトリーブする我慢と退屈との戦いのように思っていました。 ところがありとあらゆる条件に左右され、シンキングはもとよりフローティングラインを使ったピューパやドライ、さらにはフローティングワカサギの釣りまでとても奥深いと気づかせてもらえました。 これは渓流、特に中流域の太くて大きな流れの釣りにも臆することもなくなりました。 その愛すべき芦ノ湖がここのところまったく元気がありません。 友人たちがたま~~に様子を見ながら釣りしてくるのですが、一体何のために¥1,300-払ってるのか、水浸かり代かぁ?って感じだそうです。 まったくサカナッケ(もちろんトラウト系)がないのですよ。 まあ年々水温の下がるのが遅くなっているようですが、マスが釣れないのはそれだけの理由ではないようです。 圧倒的に放流量が少ない。 これはここ数年明らかです。 特に秋にはほとんど放流は行っていないはずです。 この湖は自然産卵は行われていないので、人工的にマスを増やさなければ当たり前ですが減る一方ですよね。 マスがいなきゃ釣り人も減る→遊漁料売り上げ減少→放流資金減少→マスがいない→元へ戻る まさにデフレスパイラルに陥っています。 気まぐれな釣り師は釣れなきゃ別の場所へいけばいい。 ある人は管理釣り場へ(わたくしのことですね)、またある人は本栖湖へ(これもわたくしにことですね)と。 ただ、やはりフライフィッシングのフィールドとして芦ノ湖はすごい潜在能力を秘めているはずです。 自然環境だけではなく都心からのアクセスもいい。 もちろん温泉や宿泊設備は言うに及びません。 特に湖尻湾から西岸、箱根湾にかけての自然環境はほとんど観光開発されていないためすばらしいの一言です。 なんとか、もう少しオカッパリ釣り師が楽しめるような状況にならないものでしょうかね。 7,8年前のような異常な釣れ方とまでは言いませんので・・・
by flyfishist
| 2005-11-05 21:33
| フライフィッシング
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