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2017年 03月 11日

祈りのあとの9寸アマゴ

9:30AMに現地に着き大きなプールにM下さんと上下に入ります。
天候は晴れ時々曇り、風は許容範囲の強さ。

一時間ほどすると、春の定番水生昆虫がハラホレしだします。
M下さんの方で単発ライズが起きますが続きません。
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昼過ぎの20分ほどの間にオオクマが流れ始めます。
気温が低いせいか水面から出てもなかなか飛び立てず、風に流され自分のいる浅瀬に流れてきます。
水際に移動し、ひざ下くらいしかない逆光の浅く緩い流れにオオクマのダンを目で追います。

力ない妙な水面の乱れとともにダンがふっと消えました・・・。
飛び立ったのか・・・。
もう一度、瞬きせずに同じコースを流れるダンを見続けます。
先ほどよりもう少し大きな水面の乱れとともにまたダンは消えました。
「オオクマダンを食ってる!」
あらかじめ結んでおいた必殺オオクマフライを流し込みます。

フライの5センチ手前でライズ。
コースを読み冷静にもう一度。
1メートル上流でライズ・・・。
2メートル沖でライズ!

なかなかの良型です。
今年一番の心臓バクバク!

その後はいくら目を凝らしても二度とライズを発見できませんでした。
う~~ん、最悪の失態。


M下さんと別れ、上流に移動します。
途中街道沿いの蕎麦屋へ15時閉店ギリギリで入り、十割蕎麦大盛を注文。
蕎麦が運ばれてきたまさにその時、黙とうのサイレンが聞こえました。
お蕎麦に手を合わせ20秒ほど黙とうしてから頂きました。
目を開けお店のおかみさんを見ると、直立不動でじっと下を向いていました。
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風も強くなり気温もガンガン下がってきました。
ただ、根拠はありませんがヒラタの気配はムンムンです。
その予感にかけ、ヒラタが出ればライズしそうな大きな流れ込みに移動してみました。
流心からはやはりポツポツとヒラタのダンが浮上してきます。
ただその流れのど真ん中に10羽くらいのカモたちが陣取り、
流れてくる貴重なダンをほとんどついばんでしまうのです。

申し訳ないけどラインを思いっきり何度も伸ばし、カモたちを下流に追いやりました。
10分後、まさにそのカモたちがいたバブルラインで頭と背中をヌルンと出すドルフィンライズハッケ~~ン!
ダンパターンを数度流しますが全く反応しません。
コカゲパターンにも沈黙・・・。
最後にヒラタのスペントダンを流して一発でありました!

ド迫力パワーの28.5!
前回より少しずつサイズアップです・・・。
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by flyfishist | 2017-03-11 22:17 | フライフィッシング | Trackback | Comments(2)
2017年 03月 08日

2017 狩野川解禁!!

3月6日、やっと解禁です!

3月1日、仕事で現地着が3:00PM・・・遅すぎです。
気合を入りまくっている知人たちはそれぞれ結果を出したようです。

3月2日、遅まきながら気合を入れて10:00AM現地着。
寒い小雨の中、あちこち彷徨い迷いめぐってみたものの、
お客さんと電話中、目の前3メートルでポフンという不思議なライズ一つで終了。

3日4日5日はジッ~~と我慢しながら仕事・・・。

気持ちと体力と妄想をその3日間でパンパンに膨らませ、いざ6日の小雨日和に照準を定めます。


結果が出てないとポイント選びに迷いが生じるものです。
もう覚悟を決め最初に行ったポイントで正装に着替えます。
流れと空模様は雰囲気満点なんですけど、
ハッチは超スローで水鳥達も流れの際によって流下待ちのようです。

3月の下旬の小雨はほとんど好結果をもたらせてくれますが、
まだ早いこの時期のこの天気はどちらに転ぶかなかなか難しいのです。


小一時間、大きなプールを全体に見渡せるポジションにいましたが、
すねあたりまで水に入りごくわずかなあらゆる変化も見逃さないようにします。
10:30AM。
どこからともなくセキレイが数羽水面上を舞い始め、
いつの間にか大きなプールの下流側、緩い流れの筋に沿って水鳥たちが水面をついばみ始めています。
水面には小さなフワッとした流下物がいくつか目につくようになってきました。
#22~18くらいのコカゲ類が数種とガガンボです。

良い具合に緩い流れの筋に乗った極小フタバを目で追っていくと、
15メートルくらい下流で、「ツン」と小さな雨粒に打たれたように静かに消えました。

「違和感」。

自然の生み出す、単調でいて複雑に変化し続ける景色と時の流れの中に、
突然起きる何とも表現のしようのない「違和感」。

先ほどと同じように流れ行くフタバらしきものを再び追います。
先ほどの「違和感」発生現場より、
1メートルほど上流のこちら側でこんどは経験済みなのではっきり認識できる「違和感」発生。
間違いない、ライズ。

あとはアマゴがこちらの都合の良いゾーンに入ってきてくれるのをじっと待つのみです。
バックがうまく取れないので、斜め下流10メートル以内に来たら一発勝負です。
この時期に起こるこの手のライズ、土手の上からなどでは相当条件がよくなければ発見できません。
しかし経験上かなりの確率で釣れる、しかも型も良い。

今年の初物が出来過ぎの本流9寸銀毛アマゴ!
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その後はスローながらも同じような流下が続きます。
しばらくすると大きな流れの対岸側で、今度はもう少しはっきりしたライズが一発。
思い切って上流側の早瀬を渡り、ヒーヒー言いながら対岸へ渡っちゃいます。
粘るか変化を求めるか、WBCのピッチャーの継投策を練るのと同じくらい難しい・・・。

1時間後、下流方向30メートル、沖方向5メートルの位置でいきなり2連続のブシュンライズ。
じりじりと慎重に慎重に下流へとにじり下ります。
アマゴも時折ブシュンとライズしながら上流のこちら側へ徐々に上がってきました。

水面は2/3手前までが逆光で白く光り、1/3沖合からは対岸の岸の樹木のせいで黒く陰っています。
フライはダーク系ウィングの#18CDCダン。
運悪くアマゴは沖合の黒く陰っている流れの筋に入り、自分の正面12メートルの位置でライズ!
その位置では多分、ウィングの色が水面の暗色に同化して見えません。
フライを見失うリスクより、フライを変えている間にアマゴが去ってしまうリスクの方が致命的です。

さっきのライズの位置から今アマゴがいる位置を予測しキャストします。
見えないであろうフライの位置を認識しやすいよう、ラインとリーダー、ティペットを悪影響の出ない範囲でストレートに置きます。

自分が凝視する半径50センチの、黒い粘度の高い水面に小さく鋭い白い飛沫が上がりました。

さっきよりちょっと大きい28センチ!
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初物が9寸2匹なんて記憶にありません!
こう記すと狩野川絶好調じゃん、と思われる方もいらっしゃると思います、
がぁ、あの広大なプールでちゃんと確認できたライズがこの2匹だけ・・・。
その後はパッタリ。
午後遅くからは大見川を含めあちこち偵察に行ってみましたが生命感すらうっすいです・・・。
まあ、あと2週間くらいすれば流れの中にも啓蟄がやってきて、虫もアマゴも活気づくはずです。








by flyfishist | 2017-03-08 01:23 | フライフィッシング | Trackback | Comments(0)