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2006年 08月 06日

八ヶ岳の清冽

今回は八ヶ岳の麓を流れる実に清冽な流れの渓です。
昨日はつつましく生活なさっている一般庶民の方々の暮らす下界は、
相当蒸し暑かったそうでお気の毒です。

確かに入渓地点でもあるハイキングコースの入り口は、足のすねに巻いたネオプレーンのスパッツさえ脱ぎたくなるような暑さでした。
しかしいったんラムネのような流れに足を浸していると、ネオプレーン製ソックスを履かなかった事を後悔するくらいの冷たさです。
気温も車を止めた場所とはまったく異なり、動き続けているにもかかわらずTシャツ1枚では少々肌寒く感ずるほどでした。

この渓はとっても気に入っている流れの一つですが、例によってあまり釣れません。
条件の良いときでやっと二桁、しかも平均サイズは7寸級です。
どういうわけかワタクシのお気に入りの渓と言うものは、総じてあまり釣れないんですよねえ。

数年前の秋の台風の後に入ったときは34センチを含む良型がバカスカ釣れた時もありましたが、後にも先にもそんな経験はその時一回だけです。

でも、今回ワタクシの釣ったイワナの平均サイズは25センチでした!!
釣れた数は26センチと24センチの2匹ですが・・
八ヶ岳の清冽_f0064359_18294676.jpg

★ with *istDS2 DA18-55mmAL f3.5-5.6 ★

ではなんで何回も通うのか??
実に爽快なんですね、ここの流れが。

しかし、数時間釣りあがってから車道に出るまでにその爽やかで涼しい雰囲気を一発で吹き飛ばす地獄の山登りが待っています。
八ヶ岳の清冽_f0064359_1830533.jpg

★ with *istDS2 DA18-55mmAL f3.5-5.6 ★


釣り終わって山を登りきると貧血で頭がグルグル回り、
「二度と来るもんか!」と思っちゃうんですが、
翌日の今日、この猛暑の中で“つつましく生活している一般庶民”にすんなり戻ってみると、
フシギにまた行きたくなっちゃうんですよネエ。

by flyfishist | 2006-08-06 12:41 | フライフィッシング | Trackback | Comments(0)


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